2019/4/23 八海山 ボード

  ロープウェー山頂駅 8:30・・・女人堂 10:00・・・薬師岳11:00-45 ~~
                   ~~女人堂12:00‥~‥~池ノ峰山頂12:30・・・ロープウェー山頂駅13:00



ロープウェー乗り場:辺りの雪はほとんど消えている
8:30 標高1000mを越える山頂駅周辺の雪はまだ多い
8:40 尾根に出るとたっぷりの雪渓が繋がっていた
9:00 積雪期はラッセルの辛いここも今日は楽々
四合半付近を振り返る:陽気は春だが芽吹きは遅い
積雪期は苦しい池ノ峰までも残雪期は楽しい
9:20 池ノ峰から女人堂へ向かう:薬師岳からの斜面が眩しい
9:30 女人堂下:アイゼンに履き替える
9:45 胎内くぐりの急登:雪面は軟らかい
10:00 女人堂:半分まだ雪の中
振り返ってみれば、登って来たルートはモノトーンの世界
10:10 女人堂から薬師岳を目指す
10:20 祓川からは右の夏道ルートを行く
11:00 薬師岳山頂到着:今日はここまで
左から駒ヶ岳、中ノ岳、八海山地蔵岳
春めいた魚沼平野を眺めながら昼食
11:50 重雪をなんとかこなす
12:30 池ノ峰山頂からの八海山はなかなかの眺め
13:00 ロープウェー山頂駅到着:展望台も開店したようだ





4月に入って降った雪は家の前で40cmもあった。山の上では1m以上の積雪となったに違いないと思っていたが、麓から見ても薬師岳の斜面が真っ白でまだ滑れそうな感じだった。毎年仲間と登っている小正月に今年は登れなかった心残りがあり、好天の日を選んで1人で行ってみた。

丁度よく、八海山ロープウェーが4月20日から春の営業が始まっており、8時20分の始発に乗る。山頂駅に着くと辺りはまだ真っ白で、夏道が出ているのではないかという心配はどこにもなかった。
小正月の時と同じようにすぐ右の尾根にルートをとる。尾根に出ると爽やかな風が吹いていた。トレースはあったがワカンを履いて歩くと、ほとんど埋まらず快適にすすむ。平日とあって登山者は私ともう1人だけだったが、あっという間に離されてしまった。

胎内くぐりの手前でアイゼンに履き替えていたら、更に後から来た3人パーティーにも追い越された。女人堂下の急登は、雪が軟らかかったのでピッケル無しでも問題なく登れた。小屋前から見上げると、見慣れた楽しそうな斜面が広がっていた。
祓川からはトレースの残る右側の急登を登る。残雪は全体に少なくなっているが、小正月の時とそう景色は変わっていない。汗を拭き拭き薬師岳に立つと、3人パーティーが千本檜小屋を越え地蔵岳に向かおうとしていた。今日の自分はここまで。

昼食後、山頂から滑り出す。膝の故障でほとんど滑っていなかった体が反応する。登って来た斜面から沢に入り、女人堂近くまで滑って来られた。女人堂下は歩きで1段下がり、そこからボードで左にスライドして滑り降りる。コギ池の平地は板を背負って池ノ峰の山頂まで行き、そこから勢いをつけてまた滑る。四合目への登りは板を脇に抱えて登り、最後は山頂駅まで滑ることが出来た。午後からは気温が高くなり重い雪になったが、楽しめた八海山だった。    (記)ON