駒ヶ岳清掃登山 2023/6/25

      (枝折峠コース)枝折峠発5:35~6:10明神峠6:15~7:20道行山7:30~8:30小倉山(小倉コース隊と合流)
        7:30~8:40アクシデント発生下山8:50~9:10小倉山9:40~11:00道行山
        11:05~12:30明神峠12:40~13:15枝折峠着

メンバー:(L)KN.HH.TK.ST.ST.SM.KM

枝折峠を出発する時は澄んだ青空に駒ヶ岳の姿が美しく、いい日になったなと喜んでいたが、
陽が昇るにつれ暑さが堪えるようになり、景色が見えなくてもガスがかかっていたほうがいいな、、
などと身勝手なことを思ったりする。道行山を通過し小倉山へ向かう途中から体調不良者が出たため、
小倉山で前進を中止し下山することとした。事前の打ち合わせで隊ごとで引き返すことが決められていたため
迷うことなく下山を決断することが出来た。CB無線機を使って各隊と連絡を取れたことも精神的に
とても助けられて良かった。清掃登山であったが、ゴミはほとんど落ちていなかった。/KN

枝折峠駐車場最後の駐車スペース確保。軽い体操後出発。昨日の飲み過ぎが多少気になったが汗が吹き出す
が、ペースがややゆっくり目で何とか付いて行く。ゴミは、ほとんど無し。
雨上がりでじゃつかんぬかるんでいるが問題なし。
緊急時の対処・各隊との無線交信・登山マナー等みちぐさ山の会の素晴らしさを体感しました。
山頂をふむことができませんでしたが、また来年リベンジします。お疲れさんでした。/TK



(小倉尾根コース)5:00 奥レク公園ユピオ前駐車場集合出発 → 5:15駒ノ湯登山口到着 → 5:30登山口出発 →
         6:00二合目620M付近 → 8:30小倉山 → 8:30分岐地点で枝折峠コースと合流、休憩 8:45発
         →9:40百草の池 → 10:20前駒 → 10:45駒の小屋 → 11:11山頂 → 
         11:32駒の小屋でランチタイム記念撮影後下山12:15発 → 12:32前駒 → 13:00百草の池
         → 13:45分岐 → 13:47小倉山 →15:35 二合目休憩15:45発 → 
         16:16駒の湯登山口到着、旗の回収 → 16:45奥レク公園駐車場にて総括 解散

メンバー:(L)ノリ.SY.mal.SA.HY.IK.HE

梅雨の晴れ間に恵まれた今年の清掃登山。登りの小倉尾根はガスっぽく涼しくて体調に幸いしました。
参加集約締切からメンバーの変更はなく皆さんの意気込みが伝わってきました。
計画書通りに行動できたのは、サブリーダーはじめ参加者一人一人がパーテイーのために力を発揮し、
準備体操、お花の名前、休憩時に気の利いたおやつ、元気なおしゃべり、
でパーテイーを活気づけてもらったおかげと思います。
トランシーバーは山の会のものと他の機種間が繋がらないというトラブルが発生しましたが、
パーテイーに異機種で2台携行していたのでカバーできました。その後順調に送受信できましたが、
下りの小倉尾根では受信はできても送信できない状況でした。
後は記録係に譲ります。お疲れさまでした。/ノリ

ANリーダーの下、実に良いペースで整然と登り進み、無事に駒の小屋、山頂と到達し、
一年ぶりの猿田彦様にもご挨拶することができました。ゲスト参加の知人SAさんの希望も叶えてもらえて、
40年来の幼なじみとしては嬉しい限りでした。皆さんの健脚ぶりに舌を巻きつつ、振り返って、
自分の左足の具合の悪さにガッカリもした次第です。
会員はそれぞれ事情があると思いますが、できれば、年
一回のこの清掃登山は全員が何かしらの形で(山頂まで行かなくても)
参加することが望ましいのではないかと感じました。/SY

駒の湯登山口で入念な準備体操後、ANリーダーを先頭に出発するも早速のつり橋の揺れに驚いてしまったが
気を整えて急登を登りはじめる。途中では大きく足を上げる場所や階段なども有ったが
常に一定のペースで歩くリーダーのお陰で大きな乱れも無く登る事が出来た。
途中の危険個所としては小倉山の手前で登山道が崩れている箇所が有ったが、
地面が硬かったのでロープを張らずに渡れて良かった。
それと個人的には鎖場が一ヶ所あったが先日のロープワーク研修を生かしての上り下りが出来て良かった。

また道中ではイチヤクソウ、ノギラン、オドリコソウ、ツマトリ、ハリフキなど
多くの花や葉っぱの形に由来した名前を星さんから教えてもらい「なるほど!」と
頷きながらの楽しい一時に心癒され、休憩の度に出てくるおやつに体も癒され、
何とか合流地点まで足を進めれて本当に良かった感謝! 
枝折峠コースと合流してからは特に危険な箇所は無いように思えたが、そのような中で
例年なら多くの残雪が残っている場所が今年は大変少なかった事に地球の異常気象を
見せつけられているように感じた。いよいよ駒の小屋前の岩場を登り小屋に到着。ヤッター!!
冷たい水で喉を潤したら山頂へゴーゴー!(体はヘタバッツていたが…) 

楽しいランチ後は長い下りが始まるも登りに比べれば… あれれ?分岐から二合目までって、
こんなにありましたっけ?てな感じで下っていたら、気の抜けた瞬間を狙ったかのよう
滑ったり転んだりとなり…。それでも沢の水音が聞こえてくると共に足も気も軽くなり笑顔も出てきた。
もうすぐ長い一日が終わる。さぁ気を抜かないで行こう! つり橋で笑顔あふれる記念写真を撮り、
奥レク公園ユピオ前駐車場に移動。その後、役員と最後の総括を行い解散となった。

最後に自身にとっての初の駒の湯コース。のっけから急登が始まると聞いていたので
最後まで付いていけるか不安でしたが、常に一定のペースで先頭を歩いてくれる頼もしき我らのリーダー!
ANさんとチームメンバーのお陰で何とか登る事が出来ました。そして充実した一日が過ごせられた事に感謝です。
本当にありがとうございました。また役員各位様には早期から入念なる準備や計画等、本当にご苦労様でした。
そして本当にありがとうございました。/HY

梅雨に入り始めた中、天気は雨が降ることもなく予定通りに行われました。奥只見レク公園に5時集合。
AN,CLより今日の打ち合わせ、お初の顔合わせ自己紹介などして2台に別れて登山口ヘ。
登山口でSさんの音頭で準備体操。みちぐさ清掃登山の旗に見送られながら、5:30さて出発です。
登りはじめてから少ししたところより急登がはじまる。そして、急登急登で滝汗です。
気温はさほどないものの湿度で汗がとまらない。列先頭から見つけたゴミを拾いながら歩く。

途中咲いている花にカメラを向けながら。お花の先生も今日はご一緒なので、たくさん名前がでてきます。
小倉山の分岐で枝折峠チームと合流。枝折峠チームはもろ事情で撤退とのことで、
ご一緒することはならず先に進みます。やっとついた駒の小屋で、今日は山開きとのことで、
お守りいただきました。冷たい水をゴクゴク飲み干し、ランチタイム前に山頂に行ってきましょうとのとこで、
山頂へ向かう。途中、通路右左に、待ってましたかのように、タテヤマリンドウがお出迎え♪

山頂についたときには、まるで標高の高いアルプスにでもいるようかの雲海が!
記念写真をとって駒の小屋でランチタイム。ある男性からスイカをみなさんに振舞っていただきました。
毎年恒例なんだそうです。スイカは重かったでしょう。とてもみずみずしくて美味しかったです♪
皆さん喜んでました。お腹いっぱいになったところで、小屋前で記念写真を撮り下山。
岩場のあたりで足を攣って休んでられる方がいられました。

気温も少し上がってきているので水分補強はかかせません。登りが急なら下りも急です。
足の指が縮むのではないかと思うくらいの下りに、みなさんシリモチついたり、転びそうになったり、
脇の枝や草をつかみながら下りました。駐車場が見えたときは「ついたね~」って安堵。
旗を回収して奥只見レク公園に車で移動。公園でみなさんと合流。
そしてITさんの越後駒ケ岳清掃登山の終了の挨拶で無事におわりました。
この清掃登山をとうして、人の手がかかって、きれいな道を歩かせて頂いていることに、
感謝申し上げます。ストレス捨てても、ゴミは捨てるな!ですね。/IK

初めての清掃登山は、山の会の方達と一緒に歩き、話せた貴重な機会となりました。
ゴミは休憩ポイントに多くあり、ポケットやザックから物を出す時に落としたり、
忘れやすいのだと思いました。先ず自分が落とさないよう、出立の際は周囲を確認する事、
気づいた時は、直ぐに拾いたいと思います。
駒の小屋では、みちぐさの恒例行事と知っている地元の方が、スイカを振舞って労って下さいました。
長く続けている先人達のお陰です。チームANは、若い人達のパワーと美味しい物に溢れ、
自分も若返ったような気持ちになり、とても楽しかったです。
ANリーダー、お世話になりました。皆様、有難うございました。/HE

ゲスト参加させていただいたSAです。昨年の清掃登山から1年、他の山で少し経験を積んで参加しました。
「登ってみたからこそ、この風景を見ることができたんだなぁ!」という感慨深い思いを今回も感じました。
長い工程でしたが笑いあり、おやつの交換あり、花の解説ありの楽しい山行でした。
準備の検討会議や連絡、当日終了までの運営までいろいろと担当の皆さんにお世話になり、
ありがとうございました。/SA



(裏三山コース) 荒沢登山口3:04~前嵓5:10~荒沢岳6:22~灰の又山7:50頃~キャンプ地(水場)8:27
        ~兎岳9:52~中ノ岳12:10~駒ヶ岳15:25~駒の小屋15:40~道行山17:24
         ~荒沢登山口18:45頃

メンバー:(L)OS.KM

今年の清掃登山は、小倉尾根と枝折峠の2コースのみに絞られそうになったが、
無理を言って裏三山コースも入れてもらった。昨年の裏三山で、もう体力的にも精神的にも
限界を感じていたのだが、のど元過ぎればなんとやら。今年から奥只見山岳会が、
諸般の事情で裏三山(荒沢岳~兎岳間)の草刈りをしなくなるとの情報を聞きつけた。
草ボウボウになる前にあの快適な縦走路をもう一度だけ歩いてみたいという願望が湧き、
渾身の力を振り絞って決行を決意した。
前泊日の夕方、銀山のトンネルを抜けると土砂降りだったが、荒沢登山口駐車場で待つこと
数分で降り止んだ。いつものように天気祭りを存分にこなしてから爆睡する。
2:30起床、ヘッドランプを頼りに黙々と登り、鎖場が始まる手前で夜が明ける。爽やかな好天で、
奥只見ダム湖が雲海に沈んでいた。時折、駒や中ノ岳の高山にガスがまとわりついて見え隠れしながら、
適度に陽が陰ったりして、夏山縦走にはもってこいの陽気となった。
荒沢山頂までは、飲み過ぎと脚力低下のせいか今までに無く足が重かったが、
焦らず省エネの歩き方に徹する。目論見よりも20分程遅れたものの、以後、順調に快適縦走路をひた歩く。
登山道は、全般的にまだ春を迎えたばかりで草の伸びも少なかったが、時折笹の若芽が股下位まで
伸び始めており、葉っぱが出たら徐々に登山道がヤブ化してしまうと思われた。

荒沢から兎の間は、全体的にアップダウンが緩やかで登山道が広く、へつる様な所も無く足元がいいので、
非常に歩きやすくてその上景色もいい。快適で気持ちのいい夏山歩きが楽しめ、自分の中では魚沼界隈で、
とびきり1番の縦走路だと思っている。この道が荒廃していくのは淋しい限りだが、
自分が草刈りしよう等という大それた意欲も無い。
無線機を5チャンネルに合わせて開局しておいたが、仲間の交信の音は、最初から最後までウンともスンとも
唸ることは無かった。清掃登山仲間の蚊帳の外にいるようで、やや淋しい思いがした。
本隊との距離が遠すぎたのだろう。

キャンプ地で水を補給し、このコース一番のお気に入り展望台、巻倉山で景色を堪能し、
足早に兎へ登り上げる。今年は、南魚沼の盆地では暖冬で雪が少なかったのに、
ルート上の吹き溜まり箇所には例年以上の残雪があって驚いた。いずれも緩傾斜のため簡易アイゼン不要で、
帽子の中に雪を入れて頭をクールダウンするのに重宝した。
順調に進んできたが、正念場である中ノ岳を登り始めると、同行者の両足が痙攣し始めて一抹の不安を覚える。
しかし、「痙攣は怪我じゃないから大丈夫、歩きながら克服するしかない。」と励まして頑張ってもらう。
もしもの場面も覚悟・想定しながら我慢の歩きを続けていると、期待通りその危機を乗り越え回復してくれた。

中ノ岳には、予定より約1時間遅れで到着。手前の分岐付近で、中ノ岳救助隊の3人とスライドし、
避難小屋の天水がまだ使えないと言われた。スポーツドリンクを4L持参し、キャンプ地の水場で
1L補給していたので、中ノ岳の天水は当てにしていなかった。小屋に着くと、水溜のタンクは
セットされてあったので、セット後の降雨がまだ無かったものと思われた。
檜廊下では、水無渓谷から吹き上げる西風が涼しくて気持ち良かった。さらに、ガスが太陽の直射を
遮ってくれてありがたい。疲労度が最高潮となる中ノ岳から駒までの勝負どころで、
この風とガスに助けられた。小刻みなアップダウンが続くが、同行者の調子はまずまず。ゆっくりでいいから、
着実に進むのが肝要である。そして、歩幅を小さくゆっくりと駒への急登に立ち向かう。
その後の緩い登りをこなして駒の頂上へ。ヤッター! ここまで来れば大丈夫だ。猿田彦様に感謝を捧げる。

いつものことだが、終盤に食欲が無くなってしまう。暑さと胃の疲労と水分摂取不足のせいだろう。
早く駒の小屋の水が飲みたい。一目散に駆け下りて、小屋の水にかぶりつく。旨い、旨い、
なんて冷たくて旨いんだ。疲れ切った身体が生き返った。長居は無用、小屋番さんに水の御礼を言って
一目散に駆け下りる。途中、何組にも分かれたフィリピングループを追い越す。道行山からの下りが、
グッシャでかなりの悪路を予想していたが、それ程悪くなくて助かった。無事下山して、伝之助小屋前で、
いつものようにコーラを飲む。ウマ~~~~!!!。
清掃登山での「ごみ」は、紙くず1枚しか拾えなかった。これで、裏三山ワンディは最後になるだろう。
去年も一昨年もこれが最後と思ったが、今度こそ再戦する気力は残念ながら無い。裏三山よさらば。
山岳におけるチーフリーダーという役目は、社会的にも組織的にも、そしてパーティーとしても
重責を担っていると認識はしていたが、改めてそれを強く感じた清掃登山であった。
みちぐさ恒例の清掃登山に参加の皆様、大変お疲れ様でした。/OS



(銀の道コース) 奥レク公園6:00集合==6:30駒の湯車デポ(2台)==銀山平石抱橋6:50==6:55一合目石抱
        ==9:40十合目(大明神)==10:35十合目(大明神)出発==13:20一合目(坂本)

メンバー:(L)IT.IM.ToM.KY.TaM.OR.IN

一度歩いてみたかった銀の道、会山行で計画していただいてラッキーでした。
ジグザグを繰り返す登山道、先頭のIMさんがゆっくり足を運んでくださり助かりました。
5合目辺りから左側に駒ケ岳、右側には枝折峠に続く国道が見える。明神峠までの道々には花が沢山あり、
ToMさんに名前を教えていただきました。麓は晴天でも上は曇り空、
明神峠で駒ケ岳の雄姿を見ることが出来ず、残念でした。下りの道は長く、転びの常習犯の私、
気を引き締めながら何とか下山、皆さんと古の道を歩けて幸せでした。(登山道にゴミはありませんでした)/KY

清掃登山参加は2018入会以来、枝折峠から三回、銀山平ー道行山から一回。
今回は古道ー銀の道を歩くコースが設定され、興味深く参加を決めた。
名前はしばしば聞くけど、どんな道なのか?登りの銀山平から明神峠までは、標高差440m、
下りの明神峠から駒の湯までは標高差830m。小倉山付近の雪は今年は皆無だったそうだが、
銀の道は銀山平側の明神峠近く残雪の上を歩けて嬉しかった。こちら側の方が雪深い?
明神峠でたっぷり休憩、初めてシラネアオイの種を教えて頂き(まるでバルタン星人)、銀の道後半戦。
所々豪雨災害の後?があったが、見事な橅林に癒されながら下山。
越後駒ヶ岳のまた別の顔を見れた豊かな道だった。/IM 駒の清掃登山日は、天候は過去の統計からすると雨日和が多かったかも?今回は雨の心配なし。
新緑の濃い樹林を歩く中でホオノキ(落葉高木)が道脇で、しかも手が届くほどの高さで花は香がする。
こんな近場で見られて嬉しかった。花の時期でもあり花の先生(MT)が良く教えくださって有り難うです。
刈払いしたあり、よく管理されて有難く歩かせてもらいました。
下山時にて、長いブナ樹林帯の中に屋久島杉を想像する程のブナの巨木(タコの足を想像)に出会いました。
紅葉期に歩けることにきたしながら下山口に着きました。担当役員様有り難うございました。/IN

初めての銀の道でした。清掃登山ということでしたが、のっけから ホオノキの花を間近で見れて感激。
枝越しに枝折峠の車道を上からのぞいたり、道標の名前の由来を想像したり、時々、越後駒ヶ岳の顔を見れたり、
のんびりと緑に囲まれた一日を過ごせました。
ゴミ、無かったです。代わりに、道に落ちていた枯れ枝を時々除きながら歩きました。/ToM

清掃登山に参加することで、自然環境への感謝と貢献の意識を高めることができました。
今後も環境を大切にする意識を高めて、自然を大切にし、ゴミを捨てないよう周囲に啓発していこうと思います。/OR

【総括】
1972年(昭和47年)から始まった越後駒ヶ岳清掃登山は、荒天での数回の中止を除いて毎年続けられて来た。
初代会長清塚氏の先見の明で始められたこの行事が、みちぐさ山の会の骨を作ったと言っても過言でない。
51年目にあたる今年も、大勢の仲間が参加して意義ある清掃登山となった。総リーダーとして若干の総括をしたい。

ほとんどゴミの無くなった近年は、会員の希望ルートを寄せ集めて集中登山形式で、清掃登山が行われて来た。
しかしながら行事の一体感や安全性がやや希薄になっていた。その反省に立って、今回は次のような段取りを取った。

①事前の、山の会、HCの担当者会議で各コース及び総リーダーを決定。(5/18)
②みちぐさ山の会の駒ヶ岳清掃登山の意義と歴史を全会員に配信。
③各ルートの希望者の募集と調整及び実施計画書の作成。
④各ルートのリーダー及びサブリーダーによる打ち合わせ会議。(6/21)
その結果、裏三山縦走2人、小倉尾根コース7人、枝折峠コース7人、銀の道7人、現地本部1人の、
5隊24人の構成で実施された。当日は、CB無線機8台、アマチュア無線機2台を各隊で分散して持参した。
どこまで交信可能かやや不安もあったが、ほぼ通信の確保が出来、各隊の情況を把握することが出来た。
全隊の中継基地としての現地本部(明神峠)の存在は心強かった。
但し、裏三山縦走隊と小倉尾根隊は他の隊と機種が異なっていて交信が出来なかった。
小倉尾根隊は、予備機の使用で支障はなかったが、裏三山隊とは最後まで交信出来なかった。
事前のチエックが甘かったと反省している。なお、枝折峠隊と銀の道隊は、非常用にアマチュア無線機も携行した。
出番はなかったが試験的な交信が通じず、今後に課題を残した。

各隊の行動では、枝折隊を除いてはほぼ予定通りに終了した。枝折隊は、小倉山付近でメンバー1人が足の不調を来たし、
全員で枝折峠に引き返した。事前のリーダー打ち合わせで、不調者が出た場合は隊を分けずに全員で引き返す、
と取り決めていたため、隊リーダーの判断を迷いなく了承した。枝折隊は、不調者を見守りながら慎重に行動して
無事枝折峠に引き返した。なおその際、現地本部の隊員が救援のため小倉山に向かい、道行山分岐で合流した。
冷静に考えれば、現地本部は予期せぬ事態に備えるために、明神山から動かすべきでなかったと反省している。

 今回、枝折隊のアクシデントや交信の不通などいくつかの問題を残した。
しかしながら、アクシデント対応や無線機の利用と課題、事前準備の有効性など、
得るものがあった清掃登山だった。
皆さん、お疲れ様でした。/IT