2021/6/17 (単独行) 丸山岳眺望 会津朝日岳                   6/18三岩山から窓明山周回

6月17日
天気:晴れのち雷雨
コースタイム:赤倉沢登山口発7:20--叶の高手9:30--山頂10:50--
              叶の高手12:20--登山口着14:10
朝日岳の大クロベ
稜線下の雪渓
山頂から村杉岳方面
丸山岳

【記:AN】
丸山岳は沢から、そして冬の村杉岳からの縦走路としても憧れの山だ。
それに加え、村杉岳から「あれが会津朝日かな~」と指差した山に登ってみたかった。
自宅から2時間で登山口着。意外と近い。登山口の駐車場も広くわかりやすい。
歩きはじめは延々と高度が緩やかな山道を行き、長く感じる。何度か渡渉があり、
ミチギの水場から上はお花盛りだ。朝日岳の大クロベも存在感絶大。
写真を撮りながら行くと稜線直下約50mの雪渓が現れた。アイゼンを着け登ったが、
左の草付きに夏道が出ている。山頂では丸山岳をはじめ、越後や会津の山々の眺望がすばらしいが、
地図が読めない女は山の名前が今一つ不明。そうこうしていると怪しい雲が湧いてきた。
休憩も早々に下りにかかる。途中ぱらぱらのと来ていた雨が大きな雷のあとに
一気にどしゃ降りになったが、間一髪車に逃げ込んで事なきを得た。




6月18日
コースタイム:三岩沢登山口発(国体コース)4:00--三岩岳8:00--窓明山9:50
--家向山11:00--巽沢山11:40--窓明山登山口着12:15
登山道に朝日が差し込む
思わず声を上げた雲海
なぜか窓が開いていた三ツ岩避難小屋
三岩岳へまっしぐら
三岩岳山頂から冬の縦走路
窓明山へ
山頂 奥は坪入山
Yの喜劇

【記:AN】
会津朝日岳から下山し桧枝岐で車中泊。雷雨も通り過ぎたが夕方からまた降り始めた。
途中で南会津の男山を手に入れたがこれを飲んでしまっては明日に差し支えること間違いなし。
今日の雷雨は怖かった。明日は早めに出発しよう。
翌日、何となく空が白み始め出発とする。登っていると東から朝日が昇り登山道に朝日が差し込む。
一斉に鳥たちがさえずり始めた。日が高く上がるにつれ鳥のさえずりは蝉の大合唱に変わった。
こんな移ろいを無心で聞いていると自分も今日という一日に生まれていくような気分になる。
登山道は歩きやすく、誰にも会わず、静かな縦走を楽しんだ。雪渓で夏道から外れて笹藪漕ぎをしたり、
進行方向と逆に歩き始めてふと気がついたり、相変わらずの珍道中だったが、
人に手入れされている事を随所で感じるいい縦走路だった。
私も何か登る人たちに喜ばれることができないかなあなんて考えながら巽沢山からの急な登山道を一気に下った。