2021/8/29(日)  一切経山(いっさいきょうざん) 1949m 東吾妻山1975m

コースタイム:6:40浄土平駐車場(1577m)・・・7:20酸ヶ平(すがだいら)避難小屋(1758m)・・・
       8:00一切経山(1949m)・・・8:30酸ヶ平避難小屋・・・9:00姥ヶ原(1778m) ・・・
       9:40東吾妻山(1975m)・・・11:00景場平(1693m)・・・11:40鳥子平(1606m)・・・
       12:40吾妻小舎・・・13:00浄土平駐車場(1577m)・・・19:00自宅

一切経山
磐梯山
吾妻小富士
魔女の瞳
東吾妻山 背後は磐梯山





【記:AH
浄土平駐車場から、時計の逆回りに、一周6~7時間コースである。湿原の木道を歩く。尾瀬の様相だ。
湿原周遊を外れ、右に登山道を行く。頂上への中間地点にある避難小屋を通過し、山頂を目指す。
右手に吾妻小富士、背後に東吾妻山が見えてくる。ガレた道を登り詰めると一切経山(1949m)の頂上となる。
そのまま北側に20歩ほど降りると、眼下に五色沼が見えてくる。

磐梯高原の複数の沼すなわち五色沼と区別するためか、「魔女の瞳」がピッタリのカルデラ湖である。
その時々に色を変えるという。そのコバルトブルーに、青い神秘の瞳に吸い込まれてしまう。
「女神の瞳」のようだ。柵もなく、引っ張られて落ちてしまうのではないかと危険を感じてしまう。
駐車場から1時間半~2時間、標高差400mで山頂に届く。そして、その瞳に魅せられてしまう。
惑わされることになる。

2年間は、噴火警戒レベルが高く登れなかったという。今がチャンスだったのだと思う。
避難小屋まで戻り、鎌沼の北側淵を廻り、姥ヶ原へ。一切経山だけで戻る人も多いが、
鎌沼も素敵な色合いを見せているのでお勧めだ。そこから標高差200mを登り、
森林限界を超えて東吾妻山(1975m)山頂となる。磐梯山が近くに見える。ここまでで、往路を帰る人も多い。

そのまま周遊して浄土平駐車場へは、標高差400mの下りながら、滑りやすい苔の岩、
一部もぐってしまう泥道も有り歩きにくい。見晴らしのきかない樹林帯が多く、頭や肩をぶつけやすい。
鳥子平からは、舗装道路と平行する脇道を歩くが、車の音が聞こえるアップダウンの山道でイヤになってしまう。