白毛門沢で新人沢デビュー 2024/7/7

メンバー:(L)HS.OS.MY.YJ(ゲスト)NY.+2
タイム:白毛門登山口7:20--ハナゲの滝7:45--タラタラノセン9:30--
     三平岩10:00--昼食休憩11:30--白毛門山頂12:30--下山--白毛門登山口14:30


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*白髪ジジイのよたよた白毛門沢* -OS-
 HSさんからのお誘いをいただき、お邪魔虫させていただく。
しばらく振りの沢登りで、かつ、しばらくぶりに会うメンバー多数で、テンションマックス。
さて、ガイドブックの遡行図を見ると、初級の上とある。これなら自分にも大丈夫かと思いきや、
けっこうハード&スリリングで、やっとやっと、一杯一杯、アップアップだった。
これじゃもう、中級の沢なんて無理だなあ。

前半戦の途中、小さい巻きの時、NYさんから確保のカラビナにインクノット結びの指示あり。
しばらく振りで出来るかどうか不安ながら、一か八かでやってみたら、案の定できなかった。
そこに居た、新人のYJさんが私やりますと。パッと結んで、お見事。
MMさんがいれば、一笑された場面であった。お恥ずかしい。
癒しのウオータースライダーを過ぎてからは、所々、岩も草付も滑りそうなところが随所にあり、
自分の力量では目一杯。
特に終盤の草付きスラブ帯は、勾配が増したこともあり、猛暑を忘れるほど冷や冷やの連続。
ところが、YJさんはスラスラと安定感抜群の歩み。とても初沢登りとは思えない。

沢水の最終地点で、NYさんから豪華具沢山の冷麺をご馳走になり、
MYさんからは美味しいキューリ漬をいただき、YJさんからはインクノットをご教示いただき、
ゲスト1さんからは湯の陣のお風呂をご馳走になり、ゲスト2さんからは風呂上がりの
アイスクリームまでいただき、HSさんからは車の提供・運転をしていただき。
皆様にお世話になりっぱなし山行であった。

久々の沢登りで久々の楽しい仲間との山行。本当にお誘いいただいて良かったなあ。
それにしても、湯の陣の風呂は気に入った。今度は泊りで行って、
飲み放題が売りの酒を身体中に浴びようと思うのであった。

*沢登りデビューしました* -YJ-
 滝を巻いて登ったり、藪こぎしたり、ルートファインディングが必要何だなと感じました。
天然ウォータースライダー最高!

-MY-
 沢は初心者向けと言う事でしたが、9月以来の沢であったので、
シーズン初の体動かしにちょうど良いと思いました。
が、沢は初心者向けではありましたが、沢が終わってからが、
急激にグレード上がったかと思うくらいにハードでした!
筋肉痛を感じながら、体力の衰えを実感しました。
また体力回復しながら、次の沢に行きたいです!

*仲間と*-HS-
 今回は春に入会してくれたYJ君を誘って沢登り初体験を計画した。
一人で指導するより、どうせなら仲間を沢山誘ってYJ君に色々なお手本を見せ、
実体験で学んでもらおうと思った。
登り方や確保の方法等々、人によって様々な戦法がある。
覚えた事をその場面で的確に使える様になれば、山での事故は確実に軽減されると思う。
優しい沢から徐々にグレードを上げ、まだ見ぬ素晴らしい景色や体験を積んでいって欲しい。
熱中症警戒アラートの中を協力してくれた仲間達に大感謝です。皆んなありがとう!

*いつか近所の年上の子に* -NY-
 「山」という遊びの形式のたのもしさは、プラモデルを組むほどの精密さもないことである。
山遊びというものは一般に、当人もしくは仲間にとって気に入らない山行がありえても、
出来損ないというものはありえない。そういう山遊びがもっている形式携帯の無定義、
無定形ということに安心を置いて長い間続けてきた。
たえず頭においている漠然とした主題は「自分はなにをしたいのか」ということであり、
それも自分がおかれている社会的、家庭的、地域的な条件下で考えてきた。

こんな小理屈で書き出してしまったのは、新しい仲間のYさんがいきいきと輝かせて沢を
楽しんでいる姿がまぶしかったから。
子供のころ遊び場は近くの山、川であり広場だった。そこにはいつも近所の年上の子がいて、
虫捕り、フナやザリガニを釣り野球を教えてもらっていた。子供には子供なりの感性と
秩序があり、人間関係を築き、人格を形成する過程だった。そして次は自分が年上になり、
下の子に伝えてゆくつながりがあったように思う。

しかしインターネットが普及してからの二十余年、個人で楽しめる便利な情報に
依存してしまいがちになり、山遊びさえもが刹那的消費になりつつある。
そんな時代の中、仲間を求めて人に会い、先輩にあおられ恐れつつも滝を登り、
声をあげて水を泳ぎ、うらみごとを言いつつヤブをこぎながら沢を楽しむ。
そうして仲間と関係を深め、人格を成熟させていく過程は子供のころとなにも
変わっていないことに気づく。それは実利を伴わない無償の行為だが、
だからこそ余計なものがそぎ落とされた愛おしさがある。やりたいことの一足を
踏み出したYさん、経験を重ねいつか「近所の年上の子」になってもらいていですよ。

ところでお前のやりたいことは何なのだ?と言われれば、「問い続けることの中にしか
答えはありません」としておきます。