2014/2/9 「会山行」 鍋倉山バックカントリー

   温井 8:00・・・山頂 10:40-55~~~途中大休止~~温井 12:30
   メンバー : (L) OS、ON、MT、TT、のり、HC6、+2


東京は40数年振りの大雪に見舞われ、その余波で日本海側に悪天候が移ってくるかと心配しながら当日を迎えた。
予報は、曇り時々雪。小雪がぱらつく中、十日町市総合体育館に山の会5名、HC6名、会員外2名の総勢13名が集結。メンバーの顔合わせを行ってから、温井に直行する。
次第に雪も止んできて、天候も徐々に回復の兆しが見える。

温井の除雪最終地点には、遠距離ナンバーも多く7~8台が止まっていた。雪をかぶって前夜から停まっていると思われるものも数台あった。皆さんの支度が素早い。スキーが11名、ボードが2名。白銀の世界に早く飛び込みたいという意欲を感じる。

ITさんを先頭に長い隊列。最後尾から見ていると精悍な様子である。前日と当日先行者のトレースがあり。新雪は30cm位か。快適な滑走が出来そうで今から楽しみだ。10分も歩くと体が温まってきて、衣類調整が始まった。時折青空も見え始め、お昼頃までこの天気が持ってほしいと願いながら進む。

広い台地に上がると、鍋倉の頭が一瞬見えたが、間もなく稜線付近は雲に包まれる。小屋を過ぎるとトレースはまっすぐ方向と左の急斜面直登方向とに分かれていたが、磯部さんは直進。間もなく急斜面に取り付く手前で、タイミング良く一本入れた。皆さん休憩後の出発準備が早くて、いつもの山行での心掛けだろうと驚く。

2週間前は小屋からすぐに急斜面に取り付いたが、今日のルートが多少緩斜面で登りやすく感じた。それでも、キックターンを交えての登りは、新雪でシールの効きが悪く、バックしないようにストックに力が入る。

尾根筋に出ると空はどんよりとしてきて、勾配は緩くなるが単調な登りが続く。
山頂に近づくにつれて、ブナ等の木々に樹氷がついて水墨画のような真っ白な世界がとてもきれいに見える。

林の中は風が無くて良かったが、山頂に着くとやや風が吹いている。あいにく景色はなく残念である。今日の天気では仕方がない。北信五岳は記憶と想像の世界としておく。先行していた3人組の方に写真を撮っていただく。何はともあれ、無事全員での登頂にまずは満足。どこで休もうかと相談するが、小休止のみで降りることにする。

すぐにシールを外し行動食を補給し、滑走の態勢を整えた。北斜面を滑り降りたい人もいたかもしれないが、やや視界が悪くなってきていたので、全員で登ってきた尾根ルートを下る。

颯爽と滑り降りる人、深雪で慎重に滑る人、それぞれに思い思いのシュプールを描き新雪を楽しむ。雪山の滑走は、登山と一石二鳥の楽しみである。山スキー・ボードのハイライトともいえる時間を存分に楽しむ。しかし、期待していた新雪は重く、快適な滑走は難しかった。

多少時間差もできたが、急斜面を降りた小屋下の林の中で全員が揃う。無事を確認し、平坦な台地を渡り、あっという間に楽しい時間が終了した。
駐車場で解散式をしてから全員で湯滝温泉に向かう。大勢での山行は、個人山行とは違った、賑やかさ・楽しさがあった。また一緒に参加させていただきたいと思いながら岐路についた。
        (記) O.S


鍋倉山は、標高1288m。中腹から山頂にかけて巨木のブナ林が広がり、バックカントリーでも人気のフィールドです。
出発地点の温井集落に着くと、既に何台か路駐車があり、私達4台でちょうどいっぱいな感じでした。
空をみると、予報通りの曇り空。当日の予報は午後から雪。
晴れ間も見えなそうだし、なんとかお天気もってほしいな~。
でも、
雪、かるっ!!トレースの脇をストックでポンポンすると、キラキラのふわふわで、ウキウキしてくる。
出発地点でこの雪質なら、むふふ☆
あー、早く登ってすべりたーーーーーーい☆

なだらかで平坦な雪原をてくてくいくと、30分ほどで小屋につく。
今年は雪が少なく、二階の入り口まで雪がない。
でも、泊まり?休んでる方がおりました。

その後は、尾根の取りつきなのか?一気に急登になり、
じぐざぐ、登って、
たまに緩いところで振り返ると、麓の里が見え、
里山を登ってるんだな~と感じました。

ひろーいブナ林に入ると、本当に美しすぎるブナだらけでした。
雪が強く降ってきたけど、そんなの気にならないほど、白く、白く、

白をまとったブナたちが、雪と氷の白の世界で、
ゾクゾクするほどの美しさを放っていました。
あの空間に身をおけたこと、ラッキーでした。
で、山頂。
雪&ガスでなーんも見えず、、、
素晴らしい眺望はまた次回ってことですね☆
ってことで、すぐ準備しておりちゃいます。

なんとなく、気温が高い感じがして、嫌な予感少々。。。
滑った瞬間、「おもっ!!!」
予想以上に、雪がおもく、そのギャップで、みんな
やられる。やられる(笑)なかなか、滑れない。

しかししかし、登ってきたところ、滑って降りましたが
ひろーいブナ林のツリーランは、斜度もあまりなく
のんびり、きもちよーく、滑れましたー☆

最後は、森の中でみんなでランチして、
温泉行って、終了です。
鍋倉山。
また行かなきゃ☆
     -tomo-