2月18日に糸魚川に着いた時は黒々とした雲に意欲を無くし、すぐに下山しました。
翌週2月27日の再挑戦では、下の集落からもカネコロンを遠望することが出来ました。
残念ながら時期が遅かったためか、それとも暖冬だったせいか、上下の氷が繋がっておらず真ん中で途切れていることが分かりました(写真上)。
正直カネコロンが見れてしまったことと、それが完全なものではなかったため、僕の登山意欲はかなり減退したのですが、登らないのももったいない気がして、やる気が完全に無くなるまで登ることにしました。

事前に地形図で目星をつけておいた尾根に取り付き、まだ行けるまだ行けると、気持ちをごまかしごまかし登っていくと、2時間ほどでカネコロンの掛かるバンドの起点に着きました(写真右)。
もう、山頂まで行ってやろうか!とも思ったのですが、バンドの雪の着き具合が、僕の不安を煽るものだったため、来た道を引き返し下山しました。
このカネコロンは春先になると下の集落にも聞こえる轟音をたてて崩れ落ちるそうです。
いつかは登り、また、崩れ落ちる様子も見てみたいものです。