2014/5/3-5 「会山行」巻機山~桑ノ木山

    メンバー : (L) KN、(SL,photo) IM、HS、ノリ

    3日 桜坂P 6:30・・・朝日岳への分岐 11:00・・・テン場 14:00
    4日 テン場 5:30・・・下津川山 13:00~14:00・・・桑ノ木平手前 17:00
    5日 テン場 7:00・・・三国川ダム 9:30



牛ヶ岳から先は道なき道・・ある程度覚悟はしていたが、雪は少なく、藪こぎは難渋した。

天候の悪化もあり予定していた丹後山までは届かず、合流予定だったNYさんにも会えず残念だったが、初めての長い藪こぎは上手いとか速いとかは別にして楽しいと感じた。

核心部の小沢岳を越えるところは空中遊泳をしているようだった。
下津川山の分岐に立った時、振り返ればここまで歩いて来ることが出来た充実感があったが、丹後までの稜線を見ていると、届かなかった・・という無念さが沸いてきて複雑だった。

今回の山行で、残雪期縦走は季節限定の醍醐味でもあり、自由に歩ける楽しさがある反面、総合力が必要だと痛感した。
自分に足りない部分を少しでも補って、また来年も歩けるよう努力していきたい・・・。
多くの課題をいただいた山行でした。 ***** KN

巻機山から中ノ岳間の縦走は、みちぐさにお世話になる前に、一人で縦走しようとして、風邪のために2、3時間で敗退していたので、なんとしても踏破したい稜線でした。

今回は思いの外、雪が少なく藪にずいぶん痛めつけられて、途中下山ということになりましたが、とても楽しい山行になりました。

テントの中では、今まで山で食べたものの中で、一番美味いご馳走をいただき、猛烈に繁茂した灌木も、初期の探検家になったような気分で楽しめました。

ただ、藪の下山路では、上から地形をよく見てからどこを藪漕ぐか、慎重に決めることと、山では調子に乗ってお酒を飲まないように気をつけること、を、今回の反省とします。 ***** HS

今回はGWの会山行として、巻機山~中ノ岳を計画。
予備日を6日に設けた。初日の午後から雨になったことや、少雪のために縦走路の半分は藪が出ていたことなどから、行動が予定よりも大幅に遅れたため、計画書のエスケープルートを選択し、桑ノ木山から下山した。

藪の縦走路はほとんどが膝~胸あたりの笹薮だったが、小沢岳への下りと下津川山への登り、ネコブ山へのルート間違いの、トラバースの藪は少々手強かった。

桑ノ木山の下りは刈払いされていて歩きやすかった。
事前にトランシーバーの打ち合わせをし、レピータ局の把握もしたが、実際現地で飛ばしても通じることはなく、山では何があるかわからない=何があっても対応しなくてはならない中で、近年、稀に危機感も感じた山行だった。

久し振りに会の仲間と縦走に行くことができ、充実した山行だった。
一番長く歩いた4日は天気が良く、三ッ石山のあたりで出会った二人を皮切りに、下津川山に近づくにつれて、出会う人たちも多くなった。
NYさんが2日に平ヶ岳から入って、今日、丹後山から下津川山まで空身で迎えに来てくれたが、こっちの予定が遅れていたので会えなかった。 小沢岳の下りで別のパーテイーの方が伝言してくれた。

下津川山から丹後山を眺めて、HS君は非常にそっちに行きたい気持ちが強かったようだが、今回は桑ノ木山への下りとなった。 まあ、HS君はこれから長いんだからまた来ればいいさ。
そんな彼の気持ちを知りながら、さっさとネコブ山へ向かう。

雪の付き方が悪い感じの場所がいくつかある。
トレースはあるがそれがかえって不安で、一人ずつ渡ったりした。
下津川山からポチッと見えるネコブ山の下部を通り過ぎて、桑ノ木平の手前に着いたのは夕方5時を過ぎていた。
藪漕ぎも多かったので、全身運動長丁場で疲れた体を一生懸命休める。

昨日の豪華なKNシェフの夕飯=アスパラピラフ・ポテトのチーズ焼き(手作りミートソース添え)・きゅうりの漬物・野菜スープ・アスパラとソーセージの塩胡椒炒めが今日のみんなのエネルギーになったことは間違いない。
しかし、今日の食当は私だ。まあ、何が出たかはメンバーに聞いて下さい。

翌日、テントをたたんで出発。1200mくらいまでは強風で、そんなに軽くない私も時々ぐらついた。

風が弱まるあたりからは雪もなくなってきた。
少し迷いながらもダムの階段が見えた。
人工物を下って三国川ダムに到着。

HSくんに持たせておいた、Mさんからの差し入れのノンアルで乾杯!お疲れ様でした!!
ありがとうございました!! ***** ノリ