2014/5/6 飯豊 北股岳

    メンバー : HS

ゴールデンウィークの5/3~5 /5に巻機山から下津川山・ネコブ山を経て三国ダムまで歩きました。
もう一日休みは残っていたので、もう一つ山に登れたらと考え、かねてから気にしていた飯豊連峰に出掛けることにしました。

藪漕ぎの最高に山らしい山を縦走したその日のうちに計画書を作成し、梅花皮荘に21時に着き、車中泊しました。

翌朝、予定より30分遅れの4:30に梅花皮荘の駐車場を出発し、飯豊山荘に続く道路のゲートは封鎖されていたため約5kmの道のり1時間を、なぜ折りたたみ自転車を持ってこなかったか、と後悔しながら歩き、5:30には梶川尾根に取り付きました。

面白いように高度を稼ぎ30分遅れで出発したものの、結局予定より2時間早い8:30には連峰の主稜線に出られました。
広々とした稜線の西側は強風で雪が飛ばされ、東側には残雪がたくさん残っていました。

9:30に北股岳に到着しました。
山頂には小さな祠と鳥居があり暑中見舞い用の写真を撮って、来た道を引き返しました。

深田久弥は日本百名山で、「私の通ったのは飯豊の背骨に過ぎなかったが、そこから左右に幾筋も伸びた長い支脈、それからその間に深く刻み込まれた多くの谷々。方40kmに及ぶというこの大山塊には、まだ無限の秘密がひそんでいるように思われた。」と書いていましたが、僕もそんな気がしました(大抵、どこに行ってもそう思うのですが)。

帰りは、登りで滑ったら止まらないだろうなと思っていた斜面も晴れていたために若干緩んできたと見えて、シリセ―ドで楽々下りられました。14時には車に戻れました。

去年のゴールデンウィークは風邪をひいて、4日間の休みを捨てたような気持ちでした。なので、今年のゴールデンウィークは、なんだかすごくツイていたような気がして嬉しい連休でした。