新道駐車場5:50・・武能沢出合(入渓)7:00・・白樺沢出合7:30・・ケサ丸沢出合8:00・・
旧道9:45~10:00・・新道駐車場12:15
年間計画では、本谷を日帰りで、峠ノ沢から清水峠に抜ける予定だったが、雪渓の多さと天候悪化のリスクを考え、事前に計画をケサ丸沢に変更した。 ケサ丸沢は私を含め、皆初めての遡行となるが、昨年、白樺沢に2回入っており、グレードも白樺沢より若干下がるので、変更先としては適当だったと思う。 新潟県側はどんよりとした天候で、今日の遡行が心配されたが、関越トンネルを抜けると快晴。この違いはナニ? 新道の駐車場から1時間で武能沢に出合い、武能沢を下りて湯檜曽川に入り、ここで装備を着ける。 いきなりのゴルジュ通過だが、中間部は残置シュリンゲを使い、一度巻き上がり、踏跡を辿って沢に戻る。 しばらくゴーロを歩けば白樺沢出合となる。 白樺沢に入るとすぐに雪渓の残骸が現れ、ケサ丸沢出合の二俣手前には大きなスノーブリッジが残っていた。 下からは白い冷気が立ち上り奥が見えず、下をくぐる気など全く起きない。 左の草付を登り、ブッシュを伝って雪渓上に降り立ち、そのまま左を進むが下りられず、雪渓を渡って反対側から下りたが、渡って来たところを下から見ると、決して安心とは言えない厚さで、ほっとしたというよりぞっとした。 雪渓のところから二俣はすぐで、出合の白樺沢30m大滝には既に4、5人のパーティーが取り付いていた。 我々は右の5m滝を越えてケサ丸沢へ入る。 10分も行くと2段25m滝。中段までは簡単に登れ、その上は急な草付交じりの露岩帯で、慎重に登り滝上に出る。 続いて大ナメとなり、アクアステルスのフリクションを効かせて快適に進む。 左俣を見送ると、逆「く」の字滝。そして、次々と個性的な滝が現れてくる。 トイ状滝8mは、水流の中央から取付き右壁に移ってクリアしたが、水流が強く少々手こずった。 幅広8m滝を越えれば、3段の大ナメ滝。 一見厳しそうに見えるが、細かいながらもホールドスタンスが豊富で、フリクションも効いたので快適だった。 この後もナメ滝が次々と現れるが、どの滝も問題なく登れる。 9時過ぎ、清水峠を越えて押し寄せてきた厚雲から雨粒が落ちてきた。 滝々の連続が終わり、20分もゴーロを歩くと旧道に出合った。 ネットの情報では、ぬめっているところが多いような印象の沢だったが、アクアステルスで登り易く、お助け紐は使ったが、ロープを出すことはなかった。 今回、雨雲に追われたせいもあって早い行動だったが、青空と紅葉の下を、ゆっくりと登りたい沢である。 ・・・ ON まず第一に、集合時間に遅刻してしまい申し訳ありませんでした。 個人的に谷川岳方面の山が初めてだったこともあり、テンションはあがっていました。 感想としては巻く際に滑る場面が多く、怯えて笹を強く持ちすぎ腕がすごく疲れました。 途中、崩れそうな雪渓を越える場面はスリリングであったり、雪渓の手前では霧がたちこめて幻想的な景色でした。 メンバーの皆さんにサポートしてもらったこともあり、そこまで難しくなく登ることができました。 終盤は雨も降ってきましたが、ほぼ安全なところまできていたこともあり、これはこれで雰囲気がいいなと感じたことを覚えています。 下ってからは温泉に行き、谷川岳PAで昼食を食べ解散。 運転をしてくださった小原さんをはじめ、参加した皆さんありがとうございました。これまでと違う沢登りができ、楽しくリフレッシュもできました。 ・・・ MS 若者2名、おじさま2名にサポートしていただき、まさにハーレムでした。 昨年、白樺沢に行ったので大丈夫だとは思いましたが、昨年よりウエイトのある私。(汗) 体重増えた不安は的中(汗)体おもっ。 やれやれ、、、ひっぱりあげてもらったり、後ろからおしあげてもらったり、お荷物でした・・・。 雪渓巻く、草のトラバースも私だけ滑って進めず、、、。 「行けませ~ん!(涙)」 怖がって、へっぴり腰だと全くだめですね。 草を信じて、腕をまっすぐ伸ばして、足もつっぱってって、言われても出来ず・・・。 いつになったらお荷物にならなくなることやら、、、とほほです。 Oさんの足元をよく見ていて、同じところを登らないと登れなかったり、ちょっと目を離すと先に行っていて、うーんどうやって登ったんだろうとか悩んだり。 自分で好きなところを、とんとんと登っていけるようになる日が果たしてくるのだろうか・・・。 謎ですね(笑) でも、いつも不安なんですが、沢は大好きなんです。 とっても行きたいんです。 まずは、身軽にならないと、ですね。(笑) これからもよろしくご指導お願いします! ・・・ TT |