2015/4/26 雪上訓練 銀山平

     荒沢岳登山口付近にて  メンバー : ミヤ、TT、KK

     実施メニュー
       ・簡易腰ハーネスの作り方
       ・カラビナ・スリングでの1/3引上げシステム
       ・ツエルト張り
       ・ビーコン・プローブのシステムと使い方

残雪期の通常登山やバックカントリーでは、登攀器具までは装着していないケースがほとんどだと思います。
しかしスリップ転倒や滑落等はありえる事です。
事態に対する知識と技を体験しておくことは、大切ではないかと感じております。

「心の準備なく転倒又滑落」
転倒又滑落して脳ミソが次の指示を出すまでには空白タイムがあり、且つ個々に差がある様に感じます。
わずか数秒なのですが、この数秒がもしかしたら小事と大事の分岐点になるのかも知れません。
意識的ではありますが、次の指示を体験してインプットしておくことが雪上訓練の目的の一つでもあります。
そしてできるならば脱出システムも。

ビーコン(以下一部抜粋)
携帯は地球の裏側と話ができる時代なのにビーコンは未だに未開発だと思いませんか?
衛星利用測位システム(GPS)を備えた手のひら大の携帯器捜索者は小型アンテナを持ち、発信電波を受信するとタブレット上の地図に位置を示すことができ、 ヘリコプターからの捜索で6~7キロ、地上からでも約2キロ離れた位置を特定できるそうです。

電波法の改正により新型器は、送信電力の強さなどに課題が残り市場規模が小さいことから、現段階で一民間企業の力では商品化できないそうです。
世界標準のビーコンが早く市場化されるといいですね。
 ・・・・・ ミヤ