2016/7/30 釜川ヤド沢 (会山行)

      メンバー : (L) IM・MT・TT・AS・(SL) ノリ
      コースタイム : 大場集落駐車場出発 7:30・・・三ツ釜 11:30・・・林道 17:00

ここのところ夕立が続き、降ると集中豪雨となる。
昨日は守門あたりがひどく、ここ津南も毎日雨雲がかかっている。
1泊2日の釜川千倉沢を日帰りのヤド沢に変更。
水量は多く、進退は最初の二俣で決めようということになる。

だいたい私はへつりや泳ぎは大っ嫌い。
絶対何か起こる。
ここもそういう沢だ。
わかっちゃいるけどやめられない・・ことはない。

しかし!二俣での判断は非情にも「GO」だった。
幸い水は暖かいのでぐずぐずと泳ぎ流され、へつっていても大丈夫。

釜川でまさかのスクラム渡渉を数回。
岩がはがれて激流にドボンしたTさんを引き上げるやら、高巻こうとして動けなくなるやら、三ツ釜までもバラエティー豊かだった。

三ツ釜は、エメラルドグリーンは消え失せ、コーヒー色の釜がどっかり構えていた。
水の色?空の色?こんなに色が変わるとは。
釜を見ながら昼休憩をとり、右のヤド沢に向かう。

ダイナミックな滝が次々に現れる。
水量が多いので迫力抜群。
ほとんど巻きだが、一か所リッジを登った。

このタイミングで大降りの雨になる。
ここは日頃クライミングで鍛えているAさんトップだ。
後続はアッセンダーで登る。

最後の私が登り終える頃には雨足も弱まっていた。
ヤド沢経験者のIさんが「ここからは1時間くらいかな~」なんて言っていたが、足元の沢はどんどん濁流と化し、恐怖すら感じる。

小松原湿原に降った雨が集まるのだろうか?
最後までひーこらすってんころりんと沢に浸かりながらやっと林道についた。

駐車場まで林道を1時間ほど歩き、グリーンピアの展望風呂で汗を流し、十日町で飲んで車中泊かという話も出たが、この日はそのまま帰路についた。
個人的にはもう釜川は4回目。
満腹でござる。  ・・・・・ノリ


どこかで、エメラルドの釜を見かけてから、とっても行きたくて、
自分のレベルで行けるかどうか調べもせずに、ノリさんに、行きたい行きたいって、
猛烈アピールしたところ、Iさんが今年の夏の会山行にしてくださいました。
本当に、ありがとうございました!

とっても楽しみにしていると、天気予報がコロコロ変わり、前日も雨。
当日も曇りのち雨予報。
よって、泊り予定は日帰りとなりました。
(天気が悪いとわかっていての沢泊まりは、ツエルトの私としては不安で、正直ホッとしました)

しかし、沢におりると、想像以上に水量が多く、きっとどこかで中止の判断で引き返すんじゃないかと思っていました。
それは非常に寂しいなと考えていましたが、水量にも驚いていました。
二俣で一息ついた際、だれからも中止案も出ず、そのまま進みました。

初めての、泳ぎの沢。
想像してはいましたが、足のつかないところで、岩により沿って、指で岩にしがみついたり、岩を押したりして泳いでいくのは不思議な感覚でした。

ザックを背負い、ヘルメットをして、の状態でちょっと手が岩から離れて水流に潜ったりしただけでもパニックになるなあと思いました。

さて、エメラルドの釜の沢に行きたかったのですが、増水の為、エメラルドとは程遠い色でございました。
そして、詰めても詰めても水量は減らず、勢いも収まらず、むしろ勢いに関しては増しているんじゃないかと思うほどの、水勢でした。

ということで、エメラルドの釜を見に、また来年行こうと思います。
今回も皆様には大変お世話になりました。
もっと色々、練習しようと思います。  ・・・・・TT