28日 5:40下権現発--7:00戸隠神社着
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気持ちのいいブナを行く |
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大事な頂きもの |
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西の水平線に日が沈む |
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未丈ヶ岳方面から月が顔を出す |
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魚沼方面の灯り |
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月はうまく撮れません |
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守門方面の灯り |
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翌日の朝日 |
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仲良し |
(記:AN)
いつだったか、みんなと飲みながら「満月の夜には山で月見酒ができるといいね」なんて話をしてから、
あれよあれよと時間が過ぎた。
今回は思い立って午後から出発したが、泊りの荷(酒)は重く、登りは頭がくらくらした。
日が暮れるまでには暖かく風もない山頂に着き、のんびりとテントや夕餉の支度にかかる。
西に沈む太陽は、日本海を反射させ、存在を浮き立たせている。太陽が沈みきっても明るさは消えない。
しばらくすると、まるで毎晩の申し合わせのように、未丈ヶ岳方面からオレンジ色の月が顔を出し始めた。
ムーンライト山行は未丈がいいと言った理由が良くわかる。手持ちの酒を温かなつまみでちびちびやりながら、
あっちを見たりこっちを見たり。里の明かりもきれいだ。月明りに照らされて、ヘッドランプは要らない。
風が出てきて、山頂の鐘がかすかに鳴っている不思議な夜だった。