コースタイム: 駐車場発5:50--小田越登山口6:30--剣ヶ峰分岐8:15--
山頂8:25~8:50--小田越登山口10:15--駐車場着10:45
単独行:AN
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村上から粟島が大きく見えた |
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秋田駒ヶ岳も白い |
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木道から始まる |
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上は白い |
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青空がありがたい |
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越えるともう稜線 |
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山頂着 |
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裏側に回ったらおられました |
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きれいな小屋 |
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すてきなロード |
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石塔も凍っていた |
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登山口もガスってきた。向かいは薬師岳。 |
【記:AN
東北での車中泊第一日目の夜はとても冷え込んだ。先が思いやられるなあ。
12時間の運転で重くなった腰のストレッチをして朝の支度にかかった。
初日は気がせいているのか?予定よりも早く出発。天気はよさそうだが、
山頂の白さが目に入ってくると少々不安になってくる。登山口は木道から始まり、
すぐに岩っぽい登山道になる。見上げると1500m位から上は白くなっている。
風も強くなり防寒着を調整し、降雪というよりも厚い霜の景色の中を登って行く。
稜線に出るとガスがかかりまわりは見えない。標柱を過ぎわずかで山頂に着いた。
打って変わって無風。寒さはあまり感じない。
早池峰、ハヤチネウスユキソウ、ハヤチネ、ハヤチネ…みちぐさに入ったころに聞いて
胸の中にずっと響いていた山に来ることができた。
避難小屋はきれいに管理されていて、入り口に「早ボ会」と書かれたスコップが数本置かれていた。
下山は、途中で出会った関東の山岳会の二人連れから、恋の岐、米子沢、守門の山スキー、金城山などの
キーワードがどんどん出てきて話を弾ませながら、あっという間に登山口についた。
2日目:物見山
コースタイム:物見山散策道駐車場発9:50--物見山山頂10:50--駐車場着12:00
単独行:AN
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朝の岩手山 雨 |
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散策道駐車場 |
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気持ちいい |
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色づいてます |
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ちょっと雰囲気有る小屋 |
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種山が原 |
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とうちゃこ |
【記:AN
暇に任せて宮澤賢治にまつわる本を読むうちに今回の東北の山旅が自分の中で熟成されていった。
賢治が生徒を連れて、あるいは気持ちが枯渇するとよく行ったという岩手山や物見山「そこ」はどんな景色?
何を自分は感じるんだろう?行ってみたい。
23日は岩手山の予定で前夜は焼走り登山口に車中泊したが、朝の雨を見て内陸の物見山に変更した。
整備された散策道は季節外れで誰もいない。熊鈴の音を友にのんびりと散策する。
こぼれる日の光やさわさわと揺れる木々と落葉。秋を感じるのに十分な時間だった。
物見山に着いたとき、嬉しくて楽しくて「おーい」と叫んでしまった。
「ここ」は私が去った後も10年後も100年後も変わらないだろう。
日本は美しいなあ、心からそう思った。