次回の楽しみ某氷瀑 2023/2/19

メンバー:HS.(ゲスト)ST




今期3回目のアイスクライミングはM会長さんが下調べをして見つけて来てくれた某所にある氷瀑だ。
前の週に会長と山岳救助隊仲間のS君は現地確認でF1滝を登り下見をしてくれていた。
送られてきた氷瀑の画像を見てワクワクしながら現地に向かったが気温は上がり天気も小雨っぽい。
それでも登りたいと、はやる気持ちを抑えてクライミングの準備をしていたが、そこで肝心のアイゼンを
家に忘れてきた事に気付いた。どよ~んと自己嫌悪。

ここまで来て帰るわけにも行かず、今日はフォロワーに徹しビレーを務める事にして氷瀑にむかった。
F1滝の下に行くのも緩い氷を歩かなければ行けないが、アイゼン無しではとても歩けない状態だった。
ビレーポイントまでS君からロープで引き上げてもらい、素晴らしい氷瀑を目の前に情けない気持ちで
ビレーしながらS君を見守る。

ロープを支点にセットし、S君が懸垂下降で降りてきた。次にS君からアイゼンをお借りして
トップロープで氷瀑に取付いた。氷の表面に水が流れているところもあり、氷も柔らかく崩れるところもある。
それでもアックス打ちアイゼンを蹴り込む感覚は堪らなく楽しい。F1滝を2回登らせてもらった。
予定では上部のF2滝も登る計画だったが、私の失態で早々に切り上げる事に・・・

今回はF1滝のみの登攀だったが、ここは滝周りの土壁が脆く落石が頻繁に起こるので注意が必要だと思った。
S君も腕に落石が当ったが擦り傷と打ち身程度で済んだ。早く帰れと言う事かなと話しながら氷瀑を後にした。
次回は上部のF2滝まで登るぞと誓い、山に楽しみを残してきた。HS


追加 2/23 リベンジ動画