メンバー : OS (記)、+1
2013/11/16 雪の燕岳もまた良し
メンバー : OS (記)、+1
2013/11/2 ご無沙汰の中ノ岳~丹後山トライアングル
メンバー : OS (記)
2013/10/14 北アルプス 針ノ木岳
メンバー : (CL)宮・AS・MS・HS
![]() |
12・13日と下ノ廊下を歩き、13日の夜は星空の綺麗な扇沢駐車場で再びテント泊。
朝5時前にヘッドランプを灯け駐車場を出発。 初秋の落ち葉を踏みしめ、1時間ほどで大沢小屋を通過。 うっすらと雪化粧した谷間を目指し、沢沿いに進む。谷は左に曲がり、期待していた針ノ木雪渓に着く。季節がらこんなものなのだろうと言われるまで、私が妄想を膨まし過ぎたのか、残雪はカケラほどしかなく、いささかガッカリした。 狭い谷までは日差しが届かず、時折霜柱を踏みつけ、ジグザグになった道を300mもの高度を稼ぐ。 自分ではガンバッテいるつもりでも、若い3人に遅れ、改めてトシの差に落胆した。しかし、これからの「みちぐさ」を見る様で嬉しき、頼もしきなり。(^.^) 針ノ木小屋からは、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の稜線、遠くは白馬岳の先、朝日岳まで見えた。 登山道には前夜の降雪で所々に雪があり、滑りそうな道を更に200m近くも高度を上げなければ山頂には到達しない。またもや若き3人に遅れ、ようやく山頂に着くと穂高連邦から立山連峰と360度のパノラマ、それと常に明るい彼らに迎えられ、まずは小さくバンザイ。立山をバックに大きくバンザイ。 (記)宮 |
![]() |
2013/10/11-13 北アルプス 黒部下ノ廊下
メンバー : (CL) 宮・AS・MS・HS
2013/9/22-24 北アルプス 立 山
メンバー : I.H(記)
22日(日) 15:40 立山駅 16:50 室堂 17:30 雷鳥沢キャンプ場(2350m) 金沢まで行くので帰りに、雷鳥沢で日和りたくなった。暑い夏の終わりに相応しいのは、涼しい思いと紅葉ですよ。 一昨年の5月に富山42キロの帰りに立山に寄った同じパターン。あのときは、9:00スタート4h08′。 みくりが池温泉宿泊、雄山だけ。 一ノ越からスキーで遊んだ。 |
23日(月) 7:20 雷鳥沢キャンプ場 8:40 一ノ越 9:30 雄山(3003m) 10:00 大汝山(3015m) 11:00 真砂岳(2861m) 11:50 別山(2880m) 13:00 雷鳥沢キャンプ場 |
今回は、金沢犀川右岸4往復という500人出場マイナーな練習会?42キロレース。 スタートが8:00と早いといえど、間に合うのか、辿り着けるか?遅くなると、最終便に間に合わない。雷鳥沢に到着できない。 結果、無事4h18′にてgoal。前々日の生徒引率、秋大会火打山9時間行動の疲労が残っていたのかなぁ?バテた。まあ良しとしよう。暑かったからねぇ。 23日は予定通りのサブ周遊。温泉を2ヶ所巡り、湯治・養生する。 |
24日(火) 6:50 雷鳥沢キャンプ場 8:00 室堂 9:10 立山駅 24日は、奥大日・大日、称名滝経由、立山駅を考えていたのだが、体が重く、メインでは(>_<)と弱気になって、室堂からバス下山とした。 洗濯、テント干し、家事・炊事がはかどり、遅い帰宅のwifeが喜んだ(*^_^*) |
2013/9/20-23 念願・待望の槍ヶ岳「北鎌尾根」
メンバー : OS (記)+2
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 当初はテント泊行程で北鎌沢出合いに幕営する予定であったが、事前の打合せで小屋泊に変更し、荷物の軽量化を図ろうということになった。 アタック当日の行程は長くなるが、荷物が軽い方が時間短縮できるだろうという作戦である。 20:00に出発し、順調に沢渡に到着。テントを設営し、寝酒で楽しい語らいの時を過ごして1:00就寝。翌朝5:10、「すごい車だ、もう並んでいるぞ!」との声で眠気眼に外を見ると、昨夜ガラガラの駐車場が満車で驚く。急いでテントを撤収しバス乗り場へ。連休で大勢のお客のため、5時頃から臨時便が出ていたようだ。 6:10上高地着。バスを降りると、登山者や観光客でごった返している。天気はいいが気温が低く、Tシャツでは寒くて腕が冷たくなった。 どんどん先行者をかわし、8:45横尾着。その先は登山者の列は少なくなる。 槍沢ロッジに到着すると、KさんとUさんはさっそくビールで喉を潤す。自分はこの先の急坂を控えて自重。 テント場を通ると、川原の中にも数張のテントがあった。やや勾配が増し始めると、まもなく大曲りの分岐11:30着。 日差しも強くなり、ここから水俣乗越までは、けっこうな急坂で辛い登りが続く。 ジグザグに高度をあげながら、ひと汗かいて乗越12:22着。 天上沢への降り口は、その場所にあった。ひと休みしてから西岳山荘に向う。 梯子等を越えて平坦地に建つ小屋に13:40着。 西岳の山頂からは、槍~穂高連峰、後ろには大天井・常念の峰等、大展望が広がっている。ここは、絵描きの人の絶好地と聞いたことがあるが、素晴らしいところである。十分に眺めを堪能し、小屋に戻っておっつきを始める。食後にまた、赤く染まる夕暮れの景色を楽しみながらもう一杯いただき就寝についた。 さあ、今日はいよいよアタックだ。3:10起床、3:40出発。星が出ていて、好天が期待できそう。 ヘッドランプで、下りを慎重に進む。思ったほどの危険は感じずに、4:18水俣乗越へ。「さあ、いよいよだぞ」と自分に言い聞かせ、先頭で急坂を下り始める。砂系のザレた急坂で、誠に降りづらい。どんどん土砂が崩れ落ちる。 いいしばらく木につかまりながら下ると、徐々に川原に変化して、勾配も緩くなる。岩・石だらけの川原をどんどん下る。最初の左からの沢の合流点を通過。さらにしばらく進むと天井沢と合流。槍の穂が徐々に明るくなってきて、月も真上から穂先を照らしている。 少し進んで、川原が広くなった所に数張のテントがあり撤収を始めていた。 左を見ると水の流れる小沢がある。ここが、北鎌沢出合の登山口地点であった。ようやくスタートラインに到着。 腹ごしらえをして、先行したパーティーを追いかける。 右俣分岐で水を補給。徐々に先行者に追いつき、テント装備が重そうな数パーティーを追い越す。 沢状のけっこうな急勾配を進む。なかなか長くて、途中で1本とってからようやく北鎌のコルへ。ここまでの急登で、少し足に来ていた。これからが長い尾根の始まりだというのに、少し不安がよぎる。 テントが2~3しか張れない狭い場所に、12~13人が休んでいてやや窮屈。ここから尾根筋となり、さらに気を引き締めて登りにかかる。 独標手前のピークまでひと登り。目前には大きく聳える独標が、敢然と行く手を阻むかのように立ちはだかっている。 Kさんが直登ルートに興味を示し、ハイ松沿いを見定めていたが、「急勾配で怖いのでトラバースルートにしましょう!」と促す。 トラバースの入り口には残地ロープがあり、そこをくぐり抜けるとその先はしばらく歩きやすい。 かなり進んで険しそうになる手前で、残置シュリンゲが2箇所あり。奥の方はいかにも急傾斜で怖そう。手前の残置をKさんが登っていくと、大丈夫そうなので後に続く。 しばらくやや急な岩稜帯を登ると、先行者が右方向へ。それについていくと独標はすぐであった。 事前にUさんからもらったDVDのモデルが登ったコースと、ほぼ同じであったことを思い出す。 仲間の二人は独標のピークに来たかったようで、満足の様子だ。 狭いピークで、先行者と写真を撮り合い後続に場所を譲り、我々は先を急ぐ。 ここまで来るのにけっこう足の膝上や大腿四頭筋が痙攣気味で、何とかだましだまし登ってきた。痙攣してもある程度歩ける自信はあったが、まだ山頂まで長いので最後まで足が持つかどうかやや不安であった。 二人はバンバンに元気で、なんとかついて行くという感じであった。 独標を過ぎてからは、道は相変わらず険しいが勾配はいくぶん緩み、時折槍の穂先が見えるようになって来た。 ピークを越えるごとに槍が大きく見えるようになり、張り合いが出てくる。 振り返ると大きな独標の頂が、下方にどっしりと構えている。後続のパーティーも続々と登ってくる。 ピークを巻いたり登ったりしながら進むと、間もなく槍平の直下へ。直登も可能なようだったが、安全策を取り右から巻いていく。 途中で、槍・小槍・孫槍・ひ孫槍が見えた。槍ヶ岳に孫やひ孫がいたなんて全く知らなかった。 最後の斜面は大きな岩がゴロゴロした所を登り、左に少し戻って槍平に着く。前方には槍ヶ岳が聳えていて、ようやく射程圏に捉えることが出来た。 さあ、念願だった北鎌尾根の最終仕上げである。しかし、いったいどこから登るのか、急な岩場で恐ろしい感じ。はるか前方の先行者が左側を登っている。我々もそのルートをイメージしながら進む。 槍の基部に取りつく頃、先行パーティーに追いつき付いていく。かなり急な岩場の隙間を進むので、ほんとにこのルートでいいのかと、やや不安を感じながら登る。チムニー状の岩が出てきたが、まさか山頂直下のチムニーにしてはまだ早すぎると思い、右側に巻いて進んだ。ところがその先で間もなく山頂に着いてしまい、有名なチムニーを飛ばしてしまったことに気付く。残念だがまあ仕方ないか。 山頂の祠前で完登の握手を交わし記念写真を撮り下山。ああ、無事に登れて良かったと安堵感に浸る。 山頂や上り下りのルート上・肩の小屋の周辺等、どこも大勢の登山者でごった返していた。小屋前にて缶ビールで乾杯。聞くと、山頂往復2時間とのこと。前日の3連休初日は、午後3時に登って降りてきたのが午後6時だったという人もいた。恐ろしい混雑ぶり。槍ヶ岳山荘周辺のあまりの混みように驚き、当初ここで泊る予定だったが下ることにする。 ガンガン飛ばし横尾到着。ふかふかの布団一枚に一人だから快適。風呂には石鹸はないが、湯量豊富で気持ちいい。夕食のビールがうまいこと。 絶好の日和の中の北鎌完登の喜びが加わり、最高の気分に酔いしれる。これも経験者のKさん、設営していただいたUさんのおかげ。大変ありがとうございました。 |
2013/8/18 釜川右俣千倉沢
夏はやっぱり沢遡り、裏会山行?で避暑にやって来た
メンバー : (L)ON(記)・MS・AS・(SL)ミヤ
8月18日 晴れ
林道ゲート前(車デポ地)6:10・・取水口 6:20・・二俣 7:00・・三ツ釜の大滝上 8:50・・
清水沢出合 10:40・・林道 11:30~12:10・・林道ゲート前 14:50
メンバー : (L)ON(記)・MS・AS・(SL)ミヤ
8月18日 晴れ
林道ゲート前(車デポ地)6:10・・取水口 6:20・・二俣 7:00・・三ツ釜の大滝上 8:50・・
清水沢出合 10:40・・林道 11:30~12:10・・林道ゲート前 14:50
![]() 釜川は、源頭まで遡ると1泊2日の行程だが、林道に架かる橋までなら日帰りで遡行できる。 泳ぎもあって今年のように暑い夏には最高の沢だ。 取水口に下りると朝早い事もあって、高い樹木に覆われた沢中は、ひんやりとした空気が漂っている。 最初に現われる20mの瀞は左岸を巻いて、二俣の河原を右俣に入る。釜や瀞を左岸から巻いて行くと、カギ型に曲がる感じで狭いゴルジュに突き当たる。ここの通過で、水に浸かるかどうか少し躊躇する。 だいぶ前だが、ここには直径50cmはあろうかと思われる流木が引っ掛かっていて、それを橋にして簡単に越えられたのだが、自然の大きな力で、今は目の前にきれいな白波が立っている。 考えているより飛び込んで向こう岸の岩に飛び付いた方が早い。やはりここは、リーダーとしてお手本を示さない訳にはいかず白波に飛び込む。 この喉元を越えると、その先にはすぐ釜を持った8m滝があり、左の凹角を慎重に登る。 盛夏とはいえ、奥深いこの沢には未だ陽の光は射し込まず寒い。 冷えた体が温まる間もなく続いて20mの瀞だ。昨年は水量が少なく、右の岩壁にホールドが出ていたので、それを伝って泳がずに済んだが、今日はそういう訳には行かない。 「1回浸かれば2回も3回も同じ」と、躊躇せず水に入り若手もそれに続く。 その後小滝を越えて行くと、再び一跨ぎ程度に沢が狭まり、右から慎重にへつると沢の表情が一変する。 両岸Ⅴ字のスラブに囲まれた先に、この沢のハイライト「三ツ釜の大滝」が見えてくる。 初めての者は驚きと共に感嘆の声をあげる。ここでお決まりの記念写真を撮って、右手のザレたリッジから灌木帯に入り、ヤド沢を越えて大滝上に出る。 この滝上からの景色も絶景で、再び声が上がる。1つで2度おいしい滝である。 ここでようやくお日様の恩恵に預かる事が出来たせいか、MS君が釜の縁からその透き通った碧い底に飛び込む。 しかし、それを見ていたミヤさんが一段高い所から飛び込みお手本を示す(若い)。 沢はナメとなりまた別の表情へと変わるが、その後はゴルジュの中に10m位の滝が次々と現われてくる。 高さを感じる12m滝は、左の緩傾斜の濡れたスラブを慎重に登る。 この後の15m程の瀞では、往生際が悪い私は何とか最短距離の泳ぎで済ますが、水慣れしてきた若者は積極的に泳ぎに入る。 清水沢出合手前のF7‐12mを、左の急な草付から登り、灌木をつたって本流に降りて一息つくが、変化のある渓相はまだまだ続き、今、この時しか味わえない水浴びを楽しみ、12m二条滝を越えると、ようやく川原となり、林道に架かる橋に出合う。 橋からは、デポ地のゲートまで長い林道歩きだが、小松原湿原の登山口近くまでは荒れて薮に覆われており、長い年月の経過を感じさせられた。
|
2013/8/16-18 「会山行」 剱岳 源次郎尾根
メンバー : (L) NU、IM、OS (記)、OSe、AN
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 立山の駐車場で、共同装備の大型テント・ザイル2本・食材を分配する。80Lのザックが満タンとなり、行動食とヘルメットを手持ちとした。NYさんは100Lで、後ろから見るとザックが歩いているかのようである。 立山駅で切符を購入。混んでいて40分ほど待つ。 8:25 ケーブルカーを降り、荷物を背負い急な階段を登り始めると、重すぎて足が上がらない。こんなんで、雷鳥坂を登れるんだろうかと不安になる。 バスに乗り込む前に秤に乗せてみると28.5kg。手荷物を加えると約29kg。これは社会人山岳会での21歳頃以来であろう。 30数年の時を経た体力でどうなることやら誠に不安。 室堂に近づくと、左に剱岳が見えてきた。自分には難易グレードが高い山行なので、気持ちの引き締まり方も違う感じがする。 好天の中、9:40 雷鳥沢に向けて歩き始める。キャンプ場には、沢山のテントが花開いている。 いよいよ長い登りが始まり、一歩一歩足にズシンとくる。片足毎にしっかり体重を乗せて重心移動で前に傾くように心がけながら歩く。 急坂でガレ岩帯なので歩きづらく、皆も苦しそうである。それでも、徐々に標高を上げ、振り返るたびに立山カルデラの雄大な景観に癒される。 植物の緑と岩稜のグレー、白い雪と雲、青い空、すべてのコントラストが絶妙にマッチして、いつの季節も大好きな場所である。 「きれいだなあ」「素晴らしいなあ」と思っていると、意外と早く12:02剱御前小屋に着いた。 剱はややガスっている。皆で“おっつき”にしようということで、持参の1本を一気飲み。うまい。 剱沢の下りは一目散であった。 剱沢キャンプ場もテントの花盛り。端の方にエスパースジャンボとNYさんのツェルトを張る。 ところが、せっかくのテン場での祝杯が始まる頃になって、気持ちが悪くなってきた。いよいよ冷えたビールで宴会という時に、テントで横になる始末に。とほほ。 夕食の頃にはなんとか回復して、NYチーフの豪華絢爛な具沢山焼肉とチラシ寿司をご馳走になる。 皆さん、料理も手早く上手で、慣れているなあと感心した。 ここは剱の全景が良く見え、最高のロケーションのキャンプ地だ。こんな最高の山行を与えていただいた皆さんに感謝しながら眠りに着く。 翌朝は、3:00 起床。装備を整えて4:47 出発。源次郎の取り付きを目指してグングンと下る。 雪渓に降り立つとガチガチで滑る。もう少し急斜面ならアイゼンが必要だろう。 5:40 取付着。しばらく登ると先行パーティーがいて、ザイルをフィックスしている。 お言葉に甘えてそのザイルを使い先に行かせてもらう。ただ、最初の岩が登りづらく、少し手こずってからようやくクリアー。 Ⅰ峰までは急斜面の連続だが、ハイ松の枝が適度にあるのでそれにつかまりながらグイグイとよじ登る。荷物も軽いので快調である。 7:55 Ⅰ峰に着くと眼前の八ッ峰の眺めが素晴らしい。 Ⅵ峰のA~DフェースをNYさんから教えてもらう。Aフェースの登攀パーティーが見える。圧倒されるような景観である。 少し下って、Ⅱ峰への登り返し。 8:40 Ⅱ峰のピークからは、また更に八ッ峰が近づき圧巻の展望である。 ここから30mの懸垂下降。久し振りで感触を忘れていたが、5mも降りたら思い出し、あとは楽しい空中散歩気分。 昔のわずかな経験があるとはいえ、ほとんど忘れていたザイルワーク。こんな楽しい思いができるのも、ザイル訓練で優しく教えていただいた会長を始め先輩諸氏のおかげである。感謝、感謝。 さあ、あとは山頂へのガレ場の登り。思ったほど急ではなく10:20 剱岳着。 別山尾根からの大勢の登山者で賑わっている中、OSeさんが雪で冷やしたビールで祝杯。うまい。 しばし景観を楽しむが、やはりここから八ッ峰を見下ろすよりも、源次郎尾根から真正面に見た方が数倍の迫力がある。 後立山等の展望も楽しんで下山へ。一般ルートとはいえ、危険なので慎重に降りる。 新しくしっかりした太い鎖が随所に張られており、剱のメインルートであることがうなずける。 剱沢キャンプ場の小屋でビールを買い出しし、途中の残雪で冷やしながらテン場へ到着。 荷物の片づけもそこそこにして、源次郎登頂の祝杯をあげる。うま~い。 剱の雄姿を見ながら、今日歩いてきた道のりを目でたどる。 Ⅰ峰・Ⅱ峰が良く分かるようになり、Ⅱ峰の懸垂下降箇所もはっきり見える。 昨日眺めた剱の全景とは感慨が全く違っていた。この満足感、達成感、安堵感、なんとも言えない喜びが込みあげてくる。 これだから山はやめられない。 今宵の夕食も素晴らしく、具沢山の鍋ものがうまい。酒もうまい。そして、適度な疲労感で、感無量、昇天。 3日目の朝は5:00 起床。天候はややガスり気味で下り坂。 テントを撤収し剱御前へ登り返し、大日コースを下る。 立山も剱も上空はガスで何も見えない。雷鳥の親子がいて砂浴びをしていた。 雪消えの遅い斜面では、まだ花が咲いていた。雷鳥沢キャンプ場で小休止し、室堂に9:55 着。 メンバーのおかげで、素晴らしく楽しい山を味あわせていただいた。 |
登録:
投稿 (Atom)